鉄道巡検・旅行録

鉄道巡検録と鉄道旅行録を掲載します。

日本一周旅行後編⑪

 

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本日は長大移動となります。

 

朝六時前に快活を出てまずは豪華な朝飯を食べに行きます。

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快活の会員ランクがプラチナになりました。草

 

こんな朝早くから飯屋あいてる飯屋ってどんな飯屋でしょうか?

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うどん屋です。香川県民の方は朝うどんを食べてから仕事や学校に行くことが多いみたいで朝早くからあいている場所が多いみたいです。うどん県の名は伊達じゃない。

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ここはリベンジ地で前回頼まなかったメニュー釜バターうどんを注文しました。詳しく知りたい方は四国編をご覧ください。

味はかなり独特でやはり他では食べれない味でした。まじで美味しかったですね。特にうどんは大好物なので結構ボリュームがありましたが難なくいただけました。また来たいですがこの店は行列ができるほどの人気なので時間帯に注意する必要があります。個人的には早朝がおすすめですが、それでも結構混んでいました。サンライズで来る方は直行がオススメです。

 

これにて高松の一大イベントが終わったので旅程を進めていきます。まず最寄りの花園駅まで歩き琴電に乗って行きます。前の旅行の思い出に浸りノスタルジックになりました。老人になって気分です。

 

琴電で10分ほど進むと高松築港駅につきます。この駅は琴電のターミナルになっていて、JRの高松駅とは横断歩道を挟む形になっています。

高松では微妙な時間があったので行程を増やし列車に乗ろうと思ったのですが、それにしては乗り換えがタイトだったので結構ダッシュでJRに向かいました。その道中でキャリーモードにしていたカブトムシが走ったことにより段差で大きく跳ね、バランスを崩しくるぶしに激突してきました。これは痛い。質量をもった物体が重力加速度のみでこれほどまでにパワーを持つかと驚くことになりました。乗り遅れたくないので足を引きずりながらなんとか列車に乗車しました。

 

予讃線本四備讃線(高松~宇多津~児島)

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先ほど痛めた足とやらかしたカブトムシくんです。最初なんの写真かと思ったら戦犯の記録写真でした。バッグに責任をなすりつける男。

雨が降っていたことと折角フリー切符をもっていたので、瀬戸大橋を動画に収めるべく切符の範囲内である児島までマリンライナーに乗車しました。

マリンライナーは主に岡山から高松を結んでいる快速列車で無料の列車にしてはかなり高速で走ります。端には有料の指定席の車両も1両あります。快速列車に乗れば前面展望が手軽に撮れるので壮大な瀬戸大橋の列車設備を動画に収めることができます。天気が悪いので海の景色には期待できません。

列車は高松を出ると予讃線を颯爽と走って行きます。特急列車と同じく坂出までのすべての駅をすっ飛ばしていきます。そして坂出からはデルタ線に入っていきます。瀬戸大橋の付け根となっている宇多津、坂出の間には両方向から橋にアクセスできるよう作られた立体交差の立派なジャンクションがあります。まるで高速道路みたいですが、本線は宇多津方面とされており坂出方面が短絡線扱いみたいです。なので今回の乗車やサンライズなど高松に直通する列車は、宇多津を通らないのですが運賃計算上宇多津を経由したとみなされ計算されます。サンライズも坂出には停車するのですが、宇多津には停車しないのでサンライズから松山方面に乗り換える場合宇多津を二度経由してしまうことになります。それを防ぐためにはこの区間には特例が設定されていて、二重に運賃を払わなくてもよいことになっています。そんなジャンクションを過ぎると線路的には本四備讃線と呼ばれる路線に入っていきます。列車は上下に段階構造に下側の階を進んで行きます。本四備讃線は単線なのですが橋は複線に対応していそうなスペースがあります、これは四国新幹線のために単線分の用地を開けているとされています。

そんなところを10分ほど進んで行くと児島に到着です。今後の乗り継ぎのこともありますが、フリー切符の範囲も考えここで下車します。瀬戸大橋をじっくり観察できるいい機会でした。

 

岡山県内で唯一のJR四国管理駅である児島で先ほど痛めた足を念のため処置をしておこうとコンビニで買い物をしました。まもなくすると列車が入ってきたので乗車です。アクシデントがありましたが乗り遅れなくてよかったです。

 

予讃線土讃線(宇多津~多度津~後免)

乗り込んだ列車は特急南風号です。

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まず念のためオロナミンCでアイシングしました。実際、記事にするために話盛っているだろと自分でも感じますが、これで放置して本当に足をいためでもしたらこの先の行程に支障がでるので念には念を入れてということです。今後も走る行程など考えられますし、健康が害されれば一巻の終わりです。でもそれにしては処置が適当で草

児島からは先ほどと同じ経路になるので、説明の簡略化のために乗車目次から消しておきました。先ほど述べたように本線側の宇多津方面に列車は入っていきます。もともとの予定では高松からそのままこちらに来る予定でした。フリー切符は偉大です。

列車は宇多津に停まると次は多度津に停まりました。なんだかわかりづらい駅名です。多度津土讃線の線路上の起点になっている駅ですが、特急列車などはそのまま高松や瀬戸大橋方面に乗り入れることが多いので線形もそちらに合流する形になっています。南風号はそちらの土讃線に入り南へと進んで行きます。四国の路線の名前は非常にわかりやすくなっていて土佐、伊予、讃岐から一文字とってメイン路線名が形成されています。今回は乗りませんが予土線というのもあります。予讃線など昔は本線がつく路線名だったのですが、民営化時につかいない路線名に変更されたみたいです。

多度津を出るとオンシーズンではサンライズが延長運転される琴平に到着です。金毘羅山など観光で有名な場所です。琴平を出るといよいよ山間に突入してきます。阿波池田では徳島方面からくる徳島線との接続などもあり、渓谷の中を進んで行きます。この辺の大歩危小歩危と呼ばれる渓谷の景色は有名で観光地になっています。そんなところを振り子式電車は車体を傾けなるべく速度を落とさず頑張って進んで行きます。

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車内はwifiもあるので快適です。新幹線レベルの車内サービスで頑張っているとは思いますが、規格は在来線です。四国を巡っていると本当に新幹線の必要性が身に染みてわかります。すごく列車も頑張ってすすむのですが、物理的限界というものがあります。

列車はようやく市街地を抜けたと思うと土佐山田に到着です。ここからは平野部を進んで行くことになるのですが、今回は高知まで行かず次の後免で下車します。

 

第40県目:高知県

今回は土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に乗車していきます。本来は高知市街観光と行きたかったのですが、駅メモの関係でくろしお鉄道に乗る必要があり、市街観光は前もしたので今回は我慢することにしました。

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くろしお鉄道の各駅にはやなせたかしさんが監修したマスコットキャラクターが配置されています。ごめんのそれは本当にサイコパスです。シュタインズゲートの鈴羽を思い出します。

 

列車に乗り込み土佐湾沿いに進んで行くのですが、今回は時間の関係で終点まで行くことができず、西分駅で折り返さなければなりませんでした。

 

時間があったので駅を出てみると

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何もないあたり一面の砂浜です。天気もあり絶景とはいかなかったのが残念です。

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何もない中にゆるキャラだけがいます。

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砂浜を見てみ見るとゴミが打ちあがっていました。環境問題を指摘しそうな写真になりましたが、そんなこと言える立場ではないのでやめておきます。

本音はいろいろ書くのがめんどくさいのでやめただけです。環境を大事にしましょう。

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駅にもこいつがいました。こいつしか話すことがない。このままだと高知の観光がつきこちゃんオンリーになってしまう危機に直面しました。

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乗る列車が来たので撮ってみました。前にめっちゃ人乗ってました。

 

この列車で後免まで戻りました。後免では近くのコンビニまで急いでいき、名産物を打ってないか探しましたが見当たりませんでした。

 

仕方ないので再び南風号により北上します。

今回は高松まで戻らず、大歩危で下車します。ここで手薄になっていた徳島県の観光をしようというわけです。鳴門海峡うずしおなど候補にあがりましたが、気象条件が厳しいため渓谷の風景を見ることに決まりました。

 

第41県目:徳島県

大歩危駅は山間の駅で出るなり坂が待ち受けていてそれを肌で体験することができます。

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駅のホームにあったオブジェです。

駅から渓谷へバスが出ているのですが、今回は乗りませんでした。

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坂を登ると看板があります。ここから公園らしいです。

レンタサイクル情報を調べると、いくつも情報があったので行ってみるとホテルに到着しました。でもサイトを確認しても宿泊者限定の表記はみあたりません。ダメ元ですがホテルの方に交渉しました。案の定、宿泊者限定と言われました。そりゃそうよねと思いながらも、表記なしの件を引き合いにだし交渉を試みましたが、小雨が降っていて危ないので貸し出しは中止しているとのことでした。これは一本とれらたと思い断念せざるを得ません。本日は大歩危ではなく小雨危という感じみたいです。

仕方ないので一時間ほど渓谷の中を歩きました。

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こんな感じの景色がずっと続きます。列車はこんな険しいところを走っているのかと外側から見ると改めて感じます。

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この右手に見えるのが歩道で延々とそこを歩き、しばらくするとようやく撮影地がある場所につきました。

RiverStation West-Westというショッピングモールに併設されている展望スペースです。

なかなかよい景色で、環境もよくゆったり列車を待つことができました。

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下にはツアーのカヌーなのかわかりませんが、何やらやっていました。

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お次は後追いです。大歩危駅で列車交換したんですかね。曇っていてもやっぽくなっていたので、被写体がとまるギリギリのラインでした。

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じきに普通列車が来ました。特急に比べ一両だとさみしいですね。

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最後は縦の構図で狙ってみました。個人的にはこれが一番ですかね。この車両本当にカッコいいですね。

これにて時間が来たので引き上げました。大歩危駅より小歩危駅の方が近いので、そこまで歩いてもいいなと思ったのですが、バスがちょうど乗れたのでバスにしました。

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本数がやばいですね。ちょうど乗れてよかったです。

 

大歩危駅からは先ほどと同じく南風号に乗り北上しましたが、途中の阿波池田で下車し、乗り換えます。

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阿波池田に併設のコンビニではなんと高知県のお菓子であるミレーと芋けんぴのセットが売っていました。これでつきこちゃん危機を回避することができ一段落です。

 

徳島線高徳線(佃~佐古~徳島)

阿波池田からは徳島線普通列車により徳島を目指します。徳島線列車は多くの列車が佃から土讃線に乗り入れ阿波池田まで走っています。徳島線には阿波池田から徳島の区間で特急剣山という列車が運行されていて、そちらにも乗車できたのですが、今回は節約のために普通列車に乗りました。

列車は吉野川沿いに二時間半をかけて進んで行きます。徳島の一個手前の佐古では高徳線に乗り入れ、徳島駅まで進んで行きます。

 

徳島では夜ご飯を食べる時間があったので徳島ラーメンを食べました。

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東大ラーメンまで行こうと思いましたが、そこまで時間はなかったので駅名の店です。

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卵がついてくるのが徳島ラーメンの特徴です。結構好みの味で、卵でまろやかになるのもまたいいです。やっぱり徳島ラーメンは結構好きな部類に入りますね。

 

徳島からは高速バスの阿波エクスプレス神戸号にて本州を目指していきます。JR四国は前回の四国訪問時に既に全線完乗していたので、スクショなどはありませんでした。

鳴門線には乗ったことがありましたが、鳴門海峡は超えたことがなかったので初めての体験でした。しかし夜だったこともあり、あまり景色は見えませんでした。次はうずしおを見に来たいですね。

本州で最初のバスストップである高速舞子で下車し、鉄道に乗ります。高速舞子はバスと鉄道の乗り換えを強く意識した構造になっていて、淡路島との中継地点として活躍しています。

 

山陽本線(舞子~西明石)

舞子からは新幹線に乗るため各駅停車で西明石を目指しました。新幹線なら神戸まで乗ればいいじゃないかと思いましたが、時間やコストの面から見ても舞子乗り換えが得でした。

 

山陽新幹線(西明石~博多)

ここからは山陽新幹線のひかり号により博多を目指します。本日の移動距離が長いのは、新幹線に長く乗るためです。

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やってきたのはひかりレールスターでした。EX予約で切符をとったのでわかってはいましたが、いざ乗るとなると新鮮ですね。

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レールスターは全席4列シートで700広より広い座席なのでゆっくりできました。

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途中の夜景ですか走行中にとったのでブレブレです。山陽新幹線東海道新幹線より15km/h早い300km/hが最高速度となっていて、ひかりとはいえ全速力で列車は走って行きます。車内で旅終了の後のことなども考えながら進むとあっという間に終点です。

途中のぞみの通過待ちなどで数回長い停車を挟みましたが、3時間たらずで列車は博多に到着してしまいました。新幹線恐るべし。

 

本日は博多駅近くのサイバックというネットカフェに宿泊しました。快活クラブは天神の方まで行かないとないので、やむを得ずなれないネットカフェで一泊しました。

 

本日の行程はこれにて終了となります。明日からは再び最長切符を使用して旅をしいきます。