鉄道巡検・旅行録

鉄道巡検録と鉄道旅行録を掲載します。

日本一周旅行中編

ここからは東京を拠点に数日間動いていきます。経済的には楽な日程が続きます。

 

 

8/8

第14県目:神奈川県

本日は知人と合流し観光を行います。

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江ノ電の沿線にあるタコス屋です。ちょうどこの数日で話題になっていた店で、大繁盛でした。

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というのも某兄貴がやっているタコス屋だという理由です。顔を隠さなくてもSNSにあげてもよいとのことでしたが、自分だけ隠すのもなんなので一応隠しておきました。

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その後は江ノ島水族館に行きました。この時期にクラゲを幻想的に展示しておりましたので、それを写真で撮っておきました。

 

関東は手軽に行けるのでわざわざ今回の旅行で観光しなくてもいいかと思っていましたが、たまたま江ノ島周辺を巡ることができました。天気が悪かったので風景写真はありません。

 

8/12

第15県目:東京都

本日は東京駅周辺のつけ麺やに出かけました。

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松戸って書いてありますが東京です。

 

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そして家族の誕生パーティーに出席しました。個人的な用事にはなってしまいましたがこれも私にとっては東京の一大イベントでした。

 

8/16

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この日は移動履歴が残っていました。

 

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まずは日光号にて日光に行きます。一応栗橋までJR線となりますし、車両ももともとJRのものなのでJR感は強いですが、番外編ということもありカウントはなしにしておきます。一応言っておきますがほとんどの区間東武線です。

 

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車内でつまみを買いました。数日は経済的に余裕があり休みを満喫しています。

 

日光線(日光~宇都宮)

東武日光からは以外にも未乗路線であったJRの日光線に乗り換えて宇都宮を目指します。日光へ行く際はだいたい東武か車で訪れています。本当は日光の観光も動画に収めたかったのですが、もう何度も行っているので今回はパスです。いつも日光へは車で行くのですが、列車からの車窓も日光道と似たような感じでした。関東地方の観光地は様々な人と何度も訪れているので、特別新しく何か思うことはありません。

 

宇都宮からは乗り換えて栃木のもう一つの未乗路線に乗って行きます。

 

東北本線烏山線(宇都宮~宝積寺~烏山)

烏山線の路線はだいたいが東北本線に乗り入れ宇都宮まで来ています。

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終点の烏山で撮った写真なのですが、何かへんなラベルがついているのが見えると思います。それとこの路線は全線非電化です。

もう気づいたと思いますが、この列車は充電式の列車です。そのため終点の駅にだけ、充電用の架線が用意されていてパンタグラフで充電できるようになっています。これは初めて見たので珍しいと思い写真を撮りましたが、いずれはこれが増えてくる日も近いと思います。パンタグラフの端が青いのがなんとも特徴的です。

そんなこんなで烏山線を折り返していきます。烏山線は線内の駅が7つというころでそれぞれの駅名表に七福神が一人ずつ描かれています。終端の区間は山間を抜ける区間となっていて、風光明媚な写真が手軽に撮れる場所でもあります。しかし列車からのアクセスはしずらいので、今回は乗るだけにしておきます。乗り鉄って感じがしますね。

 

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宝積寺で列車を待っていると貨物が通過していきました。東北本線も貨物が非常に多い区間でどっかで狙えればいいなと思っています。

ここからは一気に東北本線で北上し郡山へと向かいます。

 

東北本線(宝積寺~安積永盛)

東北本線といったような区間を郡山の一つ手前までどんどん進んでいきます。この辺では交流と直流が切り替わる黒磯で必ず乗り換えが必要となります。一日に数本だけ東北本線の黒磯行きがあった気がしますが、それが首都圏の直流列車が来れる限界地点です。昔は特急などバンバン走っていて、黒磯を超える列車もあったとは思いますが、今は新幹線にすべて置き換わりました。つい先日東北新幹線が不通になった際の救済臨時特急なすのが運行されていましたがその程度です。そのなすのは郡山が一応の終点となっておりますので、ここまでが日帰りだと妥当な地点でもあります。

 

安積永盛ではまず昼食を食べに行きました。

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どこか忘れましたが定食屋さんです。会津で食べられなかったかつ丼を食べたかったのでここになりましたが、少しイメージとは違いました。しかし美味しいと評判なことだけあり、ぺろっと間食しました。

 

今回は福島県での写真をリベンジするために安積永盛の駅から撮影も行いました。

曇り空の中待っているとまずは普通列車が来ました。

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なんか後ろがごちゃついてしまう印象です。貨物列車も来ました。

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また普通列車が来たので、設定を変えて撮ってみます。

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少し色味が変わりましたが曇り空です。

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望遠で除くとこんな感じになりました。これがこれから乗る水郡線の列車です。本当は東北本線をメインに撮りたかったのですが、あまりうまくいきませんでした。

 

水郡線(安積永盛上菅谷~常陸太田~水戸)

水郡線は古くから歴史がある路線で、最初は常陸太田から水戸を結ぶ馬車鉄道として計画されました。しかしその後蒸気機関での鉄道となり、水戸線常磐線の一部を有していた水戸鉄道に買収されました。その後は国有化され、水戸から郡山が水郡線の本線となり、途中の上菅谷から常陸太田までは支線扱いとなりました。昨今では奥久慈清流ラインという愛称もつき、ローカル線の中では頑張っている方ではあったのですが、台風により橋が壊れてしまいしばらく不通となっていました。それがこの旅行の数か月前に復活したので列車で全て行けるようになりました。最近ではサイクルトレインの実証実験なども行われています。

清流ラインというだけあり終始何かの川と平行して進むのですが、三時間弱をかけて33駅進みます。東北本線ならば二回くらいはこの間に乗り換えるよなという思いながら徐々に暗くなっていく中を進んでいきます。

途中の上菅谷ではまだ乗っていなかった支線に乗るために下車します。

 

第16県目:茨木県

終点の常陸太田まで行ったところで、適当に写真を撮ってみました。

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すっかり暗くなってしまいましたが、停止している列車ならバルブでなんとか撮りました。三脚がないとこれ以上明るくするのは難しいですね。

この水戸行きの列車にて水戸まで行きました。

 

水戸からはちょっと時間があったのでガルパンで有名な大洗に少し行ってみました。

 

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この赤と青の塗装はこの辺りでは結構見ることが多いです。

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荷物が軽かったので一眼で結構写真を撮りましたがあまりうまくいきませんでした。

 

ホームから降りるとキャラクターが出迎えてくれました。これはすごい。

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改札で採算をし、コンコースにでてみると

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この垂れ幕です。街とガルパンの結びつきが見れて非常に面白いです。まだ売店くらい空いてるかなと思ったんですが、どこも閉まっていたのでそのまま水戸まで帰ることにしました。鉄道で行くよりバスの方がはやかったので、バスで水戸まで行きました。これだけでも少し大洗の文化に触れられたので行ってよかったです。

 

常磐線(水戸~新松戸)

ここから本当は東京まで帰りたかったのですが、それより外泊する方がコスパがいいと考え柏で泊まることとしました。

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乗るのは見慣れた列車です。常磐線の紹介は首都圏の時にしますと書きましたが、福島県あたりの説明はしましたし、車窓が何も見えなかったのでまた機会があればということにします。

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申し訳程度に茨城県の食を楽しもうと思いニューデイズで買いました。時間のある時に再び大洗は訪れようと思いました。

 

第17県目:千葉県

この辺で途中の柏で下車し駅近の快活クラブに一泊しました。

 

8/17

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本日は四時台に快活クラブを出発しスタートです。切符の指示に従い常磐線で新松戸まで進みます。

 

武蔵野線(新松戸~西浦和)

東京メガループを構成する大きな路線である武蔵野線で少し西に進みます。本日は都心の通勤列車にたくさん乗っていきます。まずはもともと貨物線として建設された外郭路線に乗りまして、じわじわと内側に入っていきます。

30分ほど西側に進んだところで下車します。この辺はなんとか浦和という駅名がたくさんあります。

 

第18県目:埼玉県

京浜東北線(西浦和~赤羽)

南浦和からは京浜東北線に乗り4駅進みます。京浜東北線は北は東北線、南は東海道線の電車線の役割を担っていて、横浜からは根岸線に直通して大船や桜木町に向かいます。山手線の東側は電車線だけでも複々線になっているので、その輸送力たるやはかり知れません。これだけの輸送力が必要になる区間は見たことがありません。そんなところですが、山手線に合流する前に下車し埼京線に乗り換えます。

 

埼京線(赤羽~池袋)

埼京線にて池袋まで進みます。正確には赤羽からは赤羽線という路線で北側の区間より古くからあった区間です。赤羽以北は東北新幹線の整備時に埼玉県への見返りとして建設されました。この区間の新幹線は騒音が理由で最高速度が抑えられていることで有名ですが、埼京線の方がうるさいとも言われています。実際新幹線の最高速度は少しずつ上がってはいます。大宮以北も北陸新幹線に平行してニューシャトルという列車が走っていますので、国家プロジェクトとしての威厳を感じます。

 

池袋では少し写真を撮ります。

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まずは各駅停車です。ちょっとアングル的には厳しいところです。

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通勤快速です。夏休みとはいえ平日ですので駅は通勤客であふれかえっていました。

 

⑨山手線(池袋~秋葉原)

ラッシュよりも少し前には山手線を抜けたいという思いがあり、早めに撤収しました。山手線はカーブの箇所で並行する路線が離れていって合流するので、そこをまたぐ場合は各駅でも山手線の乗車が一般的となります。最近の山手線は両数が伸びたり、ホームドアが設置されたり、新車があっという間に増えたりと進化が目覚ましいです。流石東京を代表する路線です。山手線は20分ほどで下車します。

 

総武本線成田線(秋葉原~佐倉~成田)

お次は総武線で下っていきます。一番ラッシュが激しい時間帯になってきましたが、それまでに下り列車の領域に入れました。東京の都心を貫通する列車は上り列車から下り列車に切り替わる瞬間空く現象があり面白いです。その境目となっている駅も路線によって様々で調査してみると面白いかもしれません。

一応現在の総武本線は東京が起点で快速線を経由し千葉までが本線で、お茶の水から錦糸町間は支線という扱いになっていますが、もともとはこちらが本線で後者は後からできた区間です。さらに時代を遡れば隅田川も渡れず両国がターミナルだった時代もありました。その頃は東武亀戸線も亀戸から両国まで乗り入れていたこともあり、一大タ-ミナルとしての役割を担っていました。その影響で今でも両国は広大な敷地を有する駅となっています。

途中の新小岩からは金町までを結ぶ新金線と言われる貨物線があるのですが、葛飾区によりその路線を旅客化する提案などもあり、この先もより便利になり路線が増えるような場所が東京に東側に広がっています。

そこを過ぎるといよいよ千葉県に入っていき、船橋に到着です。東京メトロは東京から大きく足を延ばし一駅手前の西船橋まで来ています。これは東西線建設当時は西船橋から東陽町や砂町のあたりがほとんど更地で安く建設できたことが理由です。写真を見てみると本当に何もないです。欲を言えば船橋の中心まで来ていればもっと便利だったかなとは思うのですが、JRをそのまま進むわけにもいかず東葉高速鉄道への乗り入れ列車がほとんどです。流石に朝夕には両脇から総武線へと直通する東西線の列車があります。本当はこれが一番便利なのでしょうが、通しで乗られてしまうと経由がわからなくなってしまうので、あまり本数を増やせない状態なんだと思います。

この辺からは京成線と本格的に競合する区間に入りまして、ピッタリと隣に線路が横付けされる区間すらあります。

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下り列車とはいえ混んでいたので、途中でグリーン券を買ってグリーン車に移動しました。これで悠々自適な移動ができます。

朝の通勤客を眺めながら進んでいくと最近改修工事が終わった千葉に到着です。この列車は大きくカーブを曲がり、分岐していく内房線は真っすぐ行くのですがこの列車はカーブする方の総武本線を行きます。ここからは本格的に郊外に出て来たなという感じで停車駅が少し増えてきます。途中の都賀では千葉モノレールの終点がありそこを超えるといよいよ田舎に入っていきます。

途中の佐倉では総武本線に別れを告げ成田線に入っていきます。この列車は成田空港行きの快速だったのでそのまま乗り換えずに行くことができます。エアポート快速という種別があったのももう昔の話になってしまいました。

途中の成田で成田空港線に入る前に乗り換えが必要になります。

 

成田線(成田~松岸)

ここからはいかにも関東ローカルといったような感じの場所を進んでいきます。成田線の終点は銚子となっていて、松岸で先ほどの総武本線に合流するのですが、全く別経路の路線となっています。これはもともと総武線総武鉄道だった時代に、二つの鉄道会社が合併してできた会社だということが理由です。その二社は千葉から銚子までの経路を別々に想定していて、結局現在の総武本線経由の路線が建設されたのですが、後に成田線としてもう一つの路線の方も建設されました。

13駅を一時間以上かけて進み松岸に到着です。今回は大回りと違い追加運賃を払えば銚子まで行けたのですが、乗り換え時間が僅かだったので諦めました。未だに銚子電鉄には乗ったことがなくいつか行ってみたいです。

 
総武本線(松岸~成東)

先ほどの総武本線を逆戻りする形で松岸から乗車します。と言っても佐倉まではいかず途中の成東で下車します。今度は10駅ほどを一時間弱で進み成東に到着でしました。

 

東金線(成東~大網)

東金線は当初は八街から東金方面へのアクセス鉄道として計画されましたが、大網側から建設され、蘇我方面から東金までが先行開業しました。そして国有化後に東金から成東までが延伸され、現在の形となりました。私は東金線の沿線に古くからの知人がおり、とても思い出が多い路線です。成東側から乗車することはあまりないですが、それこそ蘇我方面から直通の列車がわずかにあり、それ乗車した記憶があります。

運行形態としては成東から大網の区間輸送がほとんどで、列車もみなれたあいつがいつもやって来ます。最近では房総地域に新車両が投入されはじめ、房総族の車両も置き換わりつつあります。しかしそのペースはあまり早くないのでまだまだその暴走具合を楽しむことができるでしょう。

 

外房線(大網~上総一ノ宮)

大網で外房線に乗り換え房総半島を南下していきます。今の大網駅蘇我方面から来た列車はそのままおおきくカーブし多くが茂原や一宮の方面に行きますが、一昔前は先ほどの東金線を少しいったところに大網の駅がありました。ということは外房線大網駅ももともとここにはなく、いちいち東金線大網駅の方まで行き、そこでスイッチバックをする形で茂原方面へと行っていました。当時は一応現在東金線となっている大網から旧大網までの区間外房線だったということになりまして、外房線スイッチバックを解消すべく現在の位置に大網駅が移転され、外房線スイッチバックではなくカーブで短絡するような線路が敷かれました。それと同時に東金線大網駅も現在の場所になりました。大網駅の構造を見ると、東金線外房線がハの字に分かれたホームになっているのと、両路線が大きなカーブの途中の駅となっていることがわかります。これはその駅移設を半ば無理やり行った結果の線形と言えます。

外房線の快速列車にて6駅を20分ほどで快走します。外房線の快速はだいたいが京葉線からの直通列車で10両の列車が来ます。昔はほとんどが総武線快速からの列車で15両もあったみたいですが、現在ではわずかな列車の乗り入れにとどまっています。この辺の地域に十何両の長編成列車が来ると少し長いんじゃないかと思うこともあります。そんな直通列車もほとんどが上総一ノ宮で終点となります。東京方面からの特急だけがこの先の安房鴨川まで乗り入れます。

 

外房線内房線(上総一ノ宮~安房鴨川~木更津)

ここからは房総の先端を通しで走る列車に乗り換えです。この区間は単線の場所も多くなり、一層ローカル感を強めますが最近新車が導入された区間でもありまして、その導入と同時にこの区間の運用が始まりました。少し前までは完全に外房線内房線が別々の運用だったのですが、運用が効率化されたみたいです。この列車は3時間弱をかけて木更津まで走る大変ロングラン運用の列車です。

この辺は大回りや旅行で何度も訪れている区間でもありまして、乗っている間思い出に浸りながら、というわかではなくお休み時間となってしまいました。ボックスシートで乗り心地もよかったのでゆっくり休み、気づいたら大分内房を来ていました。途中の君津で快速に乗り換えるとこの先一本早い列車に乗れるので、乗り換え一駅で木更津につきました。

 

久留里線(木更津~上総亀山)

木更津からは未乗の盲腸線であった久留里線に乗ります。今日のメインともとれるような路線ですが、ここで大きな間違いに気づきました。久留里線の終点は久留里でそこで折り返せば久留里線は完乗と思っていたのですが、よく考えると久留里よりずっと先の上総亀山が終点だったのです。計画を立てるときに多くの列車が久留里止まりとなっていて、名前も久留里線なもんだから勘違いしてしまいました。この間違いは大きな影響となりましたが、久留里で折り返す前に気づいてよかったなと心底思いました。

木更津から久留里までは45分ほどでついてしまいます。

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折り返しの久留里で何か観光をしようとこの写真を撮っていた時の出来事でした。

この列車は久留里止まりなのでその先に行く列車を待つ時間がかなり発生してしましました。

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久留里は平成の名水百選のうちの一つらしいです。多くの人がここで水汲みをしていました。

一時間くらい待つと列車が来たので乗り込みます。

再び45分ほどかけて終点まで進むのですが、車窓が先ほどとは様変わりしていて完全に山です。久留里線はこの先線路を伸ばし上総中野へと至る計画があったみたいですが、この通り山だらけなのでその計画は消えていきました。

 

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上総亀山の駅舎です。房総の内側ってこんな秘境なんだなと思いました。

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ちょっとうんざりした顔をしています。自分のせいです。

 

ここからは再び時間をかけて木更津まで戻りました。

 

内房線(木更津~蘇我)

木更津ではすっかり日が沈んだ中を長い通勤列車で進んでいきます。

快速列車で30分ほど快走すると蘇我に到着です。京葉線が旅客化されて様変わりしたと言われています。

 

京葉線(蘇我~東京)

その京葉線にて東京方面へと進んでいきます。武蔵野線と一緒にメガループを構成する路線でかつては貨物線として使用されていました。新木場からはりんかい線を通り東京貨物ターミナルまで行っていましたが、京葉線が旅客化される際にりんかい線も東京都に売り、新木場から先は東京までの区間を新設することで今の形の京葉線になりました。京葉線の東京駅ホームはもともと成田新幹線を通す用地だったらしく、そのほかの在来線とはすこし離れたところにあります。上越新幹線の新宿乗り入れ計画など、新幹線には想定されつつも幻で終わった路線が多くあり、当時新幹線がもっと評価されていれば、今の窮屈な運用も少しは変わっていたのかなと思います。

今回の京葉線普通列車で、16駅を50分ほどかけて進んでいきます。

 

⑲中央線(東京~西国分寺)

切符の指示により中央線にて西に進んでいきます。

帰宅ラッシュも終わりつつあるような時間になりましたが、まだまだ行程をこなしていきます。中央線の東京駅は新幹線のホームを増やすために、他の在来線の上側の新しいホームに移設された経緯があり、長いエスカレーターの先にそのホームがあります。先ほど紹介した京葉線ホームからだと乗り換えにさぞかし時間がかかるような箇所でもあります。

中央線は東京を出ると神田、お茶の水四ツ谷と止まっていきます。快速電車ではありますが、ぼちぼち止まっていきます。神田川の土手を進んでいくと、高速道路が並走してくるようなところを行くと新宿に到着です。中央線の特急は多くが新宿発着になっていますが、早朝や一部列車は東京や千葉へと乗り入れることもあります。

大きくカーブし西側に進路を変えると東中野に到着です。東中野から立川までの区間は日本で二番目に長い鉄道の直線です。これは中央線建設当時、本当は甲州街道沿いに線路を敷きたかったのですが、地元の反対にあい、東京の少し北側のさら地に線路を敷くことになり避ける障害物が何もなかったためです。中央線の建設当時は全然中央じゃなかったと思うと面白いですね。今や東京の中央の繁華街を一直線に貫く路線になっています。因みに直線第一位は北海道にあります。

そのようなところを一時間弱すすむと西国分寺に到着です。ここれで切符の指示によ乗り換えます。

 

武蔵野線(西国分寺武蔵浦和)

ここからは武蔵の浦和まで進んでいきます。もともと貨物線だったこともあり、この辺りはほとんとど地下区間なことで有名です。地下が終わっても多くが切通で踏切がないようになっています。再び埼玉県に入ると駅間がかなり長いところを進み武蔵浦和に到着です。本日はここから東京まで帰りました。

 

8/18

本日は昨日中断した武蔵浦和からのスタートなのですが、それよりも先に朝ラッシュ時間帯のみ走っている未乗区間の列車を乗りに鶴見まで行きました。

 

鶴見線(海芝浦~大川~扇町)

鶴見線は鶴見から扇町までの路線と、海芝浦、大川までの支線によって構成されている路線です。

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特に支線は通勤需要がかなり大きく、ラッシュ時間帯にしか列車の運行がありません。

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扇町行きの列車ですが、今回は先に海芝浦に行くので次の列車に乗りました。

 

海芝浦は改札がそのまま東芝の工場に繋がっていて、関係者以外立ち入り禁止となっています。今回は18きっぷでの訪問なのですが、運賃を支払う場合は無賃乗車にならないよう気を付けましょう。

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この駅は海に近い駅として有名で、ちょっとした観光スポットにもなっています。公園が併設されていて待ち時間を過ごすことができます。工場内の撮影は禁止なので、工場側にカメラを向けることはあまりしない方がいいです。

 

ここで折り返しの列車に乗って行くのですが、車掌さんから折り返しの際はきちんと運賃を払ってくださいねと釘を刺されました。適当に撮影さてすぐ列車に乗ったので、無賃乗車だと思われたみたいですが、18切符なので精算の必要はありません。わざわざラッシュ時観光にきて印象も悪いだろうし、勘違いさせた私も悪いのですが、あまり気分はいいものではありません。そもそもここはラッシュ時しか来れませんし、撮影も通勤の方に気を使ってしてはいましたが、印象は悪かったみたいです。おそらく運賃を払ってもらうことがこの車掌の目的ではなく、鉄道マニアに難癖をつけたかっただけだろうと思っています。あらためて迷惑な行為を慎むとともに、鉄道マニアの在り方について考える必要があります。

 

海芝浦からは鶴見まで帰らず、浅野で下車しました。ここで本線の扇町方面の列車に再び乗り、扇町を目指します。扇町でも何をするでもなく、すぐさま折り返します。この行為をするために18切符をつかったのですが、不審な行為に見えるのは当たり前なので少し考えていく必要があります。

 

扇町からは再び戻り大川方面の支線に乗るために乗り換えるのですが、一つ間違って手前の武蔵白石で下車してしまいました。武蔵白石は地図で見ると確かに大川方面への支線が通っているのですが、そこに駅はありません。先ほどの浅野も同じ形をしていて駅があったのですが、こちらはなかったみたいです。列車が言った瞬間乗り換え不可に気づき、全力で走りましたが加速度が特別速い鶴見線に追いつけるわけもなく、一つ次の安善で待ちぼうけを食らうことになりました。これは不覚。

 

とはいえラッシュの時間帯で30分ほど待つと次の大川行きが来ました。このあたりも一大工業地帯であたり一面工場です。ここは新しい埋め立て地で大川という人名から取られた地名がつけられたことでも有名です。ほかにも鶴見線には安善や浅野などおそらく人名から来ただろう駅名が多いです。国道なんて適当な駅名もあります。

 

これにてJR東日本に未乗路線はなくなり、JR北海道に続き完全乗車達成となりました。

ここからは赤羽まで向かい、埼京線に乗り込みました。

 

埼京線(武蔵浦和~大宮)

埼京線の快速電車で大宮を目指します。昨日中断した武蔵浦和を過ぎたところで再び最長切符のルートに復帰します。先ほど述べた新幹線並走区間を進み大宮に到着です。

 

上越新幹線(大宮~熊谷)

大宮から熊谷までは高崎線より新幹線の方が距離が長くなる逆転現象が起きています。通常この類の現象は、ほとんど同じ距離になることが多いですが、この区間は明確に距離の差が出ます。上越新幹線が大宮から東北新幹線と分岐しているのですが、急カーブできず緩やかなカーブになっていることがその原因です。

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意図せずMaxときに乗れました。あまりこの列車に思い出はないですが、最後の二階建て車両として記録しておくにはいい機会でした。

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天気は良くないですが顔です。

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側面は本当に壁みたいです。ぬりかべというあだ名がつくのも納得。

10分ほどの乗車で熊谷まで着き、在来線に乗り換えます。

 

高崎線(熊谷~倉賀野)

ここまで来て気づく方も多いと思いますが、上野東京ライン湘南新宿ラインは運行系統の名前であり、路線の正式名称ではありません。例えば上野東京ラインの宇都宮発小田原行きであれば、東北本線東海道線を直通しているだけに過ぎないのです。今回乗る列車も東京方面から来た列車で上野東京ラインという案内でした。高崎線では割と高崎線での案内が多いですが、系統で呼ばれることも多いです。

 

ある途中駅で下車し写真を撮ります。

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こんな感じの駅舎です。みなさんは何駅かわかりますか?

 

この東京駅そっくりの駅舎は深谷駅の駅舎です。東京駅はオランダのアムステルダム中央駅をモデルにしたと言われ、酷似したデザインになっていますが、こちらもそれと似たような駅舎です。

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特急も通過するようなところで草津温泉にへのアクセス列車として知られる草津号です。深谷はレンガの名産地として知られており、そのため名産のレンガを使用した駅舎になり、このようなデザインになりました。

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深谷渋沢栄一の故郷としても知られています。関係ないけどこの地図めっちゃドイツに似てませんか?深谷市ドイツ説

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こんなのもあったので自撮り。顔が死んでますが別に恋人の聖地とかではありません。

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ホームに戻り引き続き撮影します。天気が悪いですが一応編成の写真も撮りました。

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縦の構図も結構カッコイイです。233の湘南色も結構好きです。

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この辺りは列車本数が多く撮り放題状態です。

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新旧の共演です。この列車に乗り込み倉賀野まで行きました。

 

八高線(倉賀野~拝島)

ここからはノンストップで指定ルートをこなしていきます。中編は解説もほどほどに淡々と乗って行きます。

まずは八高線にて南下します。高崎によって釜めし買おうと思いましたが、この前も食ったのでやめました。

八高線高麗川で電化と非電化が分かれていて。以北はローカル感が強いです。いつもこの区間は寝ている気がします。

そんなところを一時間半すすむと高麗川に到着です。

ここからは電車に乗り換え八王子方面に進んでいきます。

最長ルートの都合で八王子まではいかず、途中の拝島で乗り換えます。

 

青梅線(拝島~立川)

ここからは青梅線に乗って行きます。拝島周辺は横田基地があるので鉄道もそれに合わせて作られています。立川までは数駅で到着です。

 

南武線(立川~武蔵小杉)

前回の中央線は西国分寺で乗換だったため、立川を経由するルートが組めています。南武線では快速で30分をかけ武蔵小杉まで行きます。結構ササっと行ってしまいますね。

 

武蔵小杉は南武線横須賀線のホームがかなり遠いことで知られていて、乗り換えにいつも時間がかかります。でも乗り換えさしてくれるだけありがたいなと思いながら小走りで乗り換えます。

 

横須賀線(武蔵小杉~品川)

東京を縦横無尽に動きルートをこなしていきます。武蔵小杉からは再び北上して品川です。横須賀線から東京方面へは短絡線によって路線が形成されていますが、運賃計算上は大崎を経由したことになっています。大回りの時は気を付けましょう。

 

東海道線(品川~川崎)

実際乗ったのは京浜東北線なのでどっちで表記しようか迷いましたが、東海道線が両方とも停車することもあってこっちの表記にしました。京浜東北線では15分ほどで川崎に到着しました。

 

南武線(川崎~尻手~浜川崎)

再び南武線に乗り換えます。尻手まで戻ったところで、今度は南武線の支線である浜川崎支線に乗って浜川崎へと行きます。

 

鶴見線(浜川崎~鶴見)

朝と重複する区間ではありますが、途中の浜川崎から乗って行きます。本当はこの時に訪れるのがスマートでしたが、運行時間の関係上不可能でした。

 

東海道線根岸線(鶴見~横浜~大船)

ちょっと難しい書き方をしましたが、簡単に行ってしまうと京浜東北根岸線です。この列車に40分揺られ大船へと行きます。

 

東海道線(大船~国府津)

お次は正真正銘の東海道線に乗って国府津を目指します。本日は盛りだくさんです。

 

御殿場線(国府津~沼津)

昔は東海道線の本線であった御殿場線にのって沼津を目指します。丹那トンネルいうトンネルが開通したことにより、本線から御殿場線として分離されました。

ここでトラブルが発生しました。雨量規制によりこれから乗るはずの身延線ふじかわ号の運休が発表されました。この時点で今日中に帰ることは不可能になりました。しかしなるべく行程を消化するため先を行きます。それ以外の列車も動くのか不透明なまま御殿場線を乗って行くこととなりました。

 

第19県目:静岡県

 

東海道線(沼津~富士)

ちょっと静岡県に入ったところで20分ほど東海道線を西に進みます。この車内でも策をいろいろ練ろうと考えましたが、結局は不可能でした。

 

身延線(富士~甲府)

富士でしばらく待つこととなりましたが、普通列車は運行することになりましたので乗って行きます。最長ルートをミスなくこなすことを目標としていましたので、普通による放棄区間が発生しなくてホッとしました。徐行運転なども織り交ぜながらやっとのことで甲府に到着しました。

 

第20県目:山梨県

史上最短の紹介で次の県まで来ました。静岡は後日ゆっくり紹介します。

本日は甲府から身動きがとれませんですのでここで宿泊です。この旅行では山梨パートはここしかないのですが今度違う記事でたっぷり紹介しています。個人的ですが山梨も相当行っている場所に入ります。

 

テントはおいてきてしまったのでやむを得ず安いカラオケにしました。

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もうやけくそになって歌いました。一応言っておきますが、モンスターはばえ目的で入れたので室内では飲んでいません。

 

本当はここから東京に帰り中編が終了だったのですが、帰るのが翌日になってしまいました。甲府で中編を終了するわけにいかないので少しその後の行程を紹介します。

 

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翌日の朝信玄餅を買い中央線に乗り込みました。

 

㊲中央線(甲府~八王子)

八王子までが中央線の指定ルートになっているところです。武田信玄になぞらえたお菓子で山梨県の名産です。山梨といえばこれです。山梨県はこれで終了なので信玄餅について何十行かけて紹介しようと思いましたがやめました。信玄餅を食っていると東京につきました!!!

 

これにて中編は終わりです。長くなりましたが、後編はきっちり書いていくのでよろしくお願いします。