日本一周旅行後編③
8/24
本日は知人と一緒に神戸へと遊びにいきました。
第25県目:兵庫県
ネスタリゾート神戸というテーマパークです。
どんより雲ですが、雰囲気はのんびりです。
空を飛びました。これは自分たちの写真ではないですがこんな感じです。
そのうちバンジージャンプもやりたいと思いますが、自分で飛ばなきゃいけないのがそざかし怖そう。
この後はバギーに乗ったり温泉に入ったりいして休みました。帰り際に雨が降ってきましたがギリギリセーフといった感じです。非常に楽しい観光となりました。
この日の夜からは再び一人での行程が再開されました。
まずは昨日旅行を中断した高田まで近鉄にて向かいました。
⑪桜井線(高田~奈良)
まずは昨日乗車を終了した高田から桜井線に乗ります。万葉まほろば線という愛称でよばれていて、桜井線という案内をされることはほぼないです。沿線に万葉集に謳われた場所が多いことと、素晴らしい場所という意味のまほろばという古語を合体させた路線愛称となっています。
沿線には天理教の本部がある天理などもありまして、教団の催事がある際には臨時列車なども出るそうです。昔は栄えた路線だったみたいですが、今は近鉄が進出してきたので下火になってしまった路線でもあります。
夜な夜なせんな路線を進み、奈良に到着です。
⑫関西本線(奈良~天王寺)
これも切符の指示通り、大和路線で天王寺まで戻ります。この辺の路線は何故か夜来ることが多いので、明日また寄り道してみるかと考えていました。
途中の王寺までは大和路快速や快速など優等種別の大阪環状線行きが多く、王寺からの区間列車は各駅停車の難波行きが多いイメージです。所要時間では生駒山を近鉄に及びませんが、利便性の面ではJRもなかなか頑張っていて両方とも乗客数が多い路線です。
終電に近い時間帯にはなっていましたが、まだまだ乗客がたくさんいました。
第26県目:大阪府
途中の天王寺で下車し、本日は駅目の前の快活クラブで一泊としました。
8/25
翌日は快活クラブからのスタートです。
⑬大阪環状線(天王寺~天王寺)
本日は18切符を使ったので、大阪環状線を一周してみました。大阪環状線は運用面での迷要素多く個性の強い路線です。山手線で終点があるとかないとかの話がありますが、それ以上に環状とはいえないような感じになっています。一時期は大阪環状線には正確な時刻表が存在しないとの噂も聞いたことがあるくらいです。流石にそれはないでしょうが、この列車も最初の天王寺と二回目の天王寺で違うホームに入ります。この列車は実は大和路線の快速の列車で、大阪環状線を一周して完成本線に入っていく列車でした。しかし天王寺の時点では大阪環状線との案内だけです。ここでしっかりとした行先と種別の案内をしてしまうと、環状線を一周してきたのかこれからするのかがわからなくなることを防ぐための案内です。他にも迷要素はたくさんあるはずですが、ぱっと思いつかないので先に進んでいきます。
⑭片町線(京橋~木津)
そして京橋からは学研都市線にて奈良方面へと向かいます。学研都市線は愛称で片町線という線路名称となっています。大阪周辺は愛称と路線名が異なる場所がいっぱいあります。片町線も大阪と奈良を結ぶ路線の一つなのですが、こちらは大和路線よりも大きく迂回するような線形となっていて、通しで利用する方は少ないです、一方片町線の先の区間ではJR東西線と呼ばれる大阪環状線の内側を地下でくぐる路線やその先では宝塚線に直通する列車などもあり、自社直通の列車が多い路線でもあります。かの有名な事故を起こした列車もこの片町線に直通し同志社前へと至る列車でした。それについては福知山線の乗車の時に詳しく説明します。
一時間ほど乗ると終点の木津に到着です。後2駅で奈良に着くのですが、木津止まりとなっているのは、奈良へ行く需要がそこまでないからだろうと思います。行くにしても関西線に乗り換えて一駅行けばいいだけですからね。
⑮関西本線(木津~三郷)
先ほどの通り奈良に行こうと思ったのですが、指定ルートを外れて寄り道し、さらに大和路線の奥まで進みました。ここで写真を撮って行こうかなと思います。
まず201系が来ました。関西圏ではまだまだ走っている姿を見ることができそうです。
お次は221系です。こちらは快速列車です。
再び201です。引いて撮ってみましたが微妙です。この撮影地は長編成向けの撮影地かもしれません。
また快速です。この時間帯は普通と快速が交互に来ます。
結構本数も多く面白いとこです。201がなくなる前にまた訪れてちゃんと撮りに行きたいなと思います。
ここからは再び関西本線で戻り、奈良で途中下車しました。
ここから奈良市街の観光をしたかったのですが、JRの奈良駅と観光地は少し離れており、時間がなかったので走って向かいました。
鹿公園です。ここでしかせんべいを買いまして、鹿と戯れます。
鹿にどつかれる男。コロナウイルスにより観光客が減り、鹿が狂暴化しつつあるみたいです。この時も鹿の目が血走っていました。
お戯れもほどほどに、路線バスがちょうど来たので乗り込み奈良駅に戻りました。
⑯関西本線(奈良~柘植)
奈良からは再び関西本線にて東に進んでいきます。木津からは最長ルートに復帰し、奥地へと入っていきます。といっても最初は市街地を進む形になり、一駅次の加茂で乗換が必須となります。大和路線という愛称がついているのは加茂までで、ここからはアーバンネットワークからはずれローカル列車の様相を呈してきます。編成も一両でドアも前と後ろの折り畳み式ドア、運賃もワンマン運転により下車時の支払いでさながら線路上を走るバスといった感じです。この列車は先日の紀勢本線の起点となっていた亀山まで行く列車ですが、そこまではいかずに途中で下車します。
一時間をかけ、木津川沿をくねくねと進んでいきます。
途中の伊賀上野は、有名な忍者の里を経由し近鉄の伊賀神戸に至る伊賀鉄道が乗り入れているような駅です。そこから数駅行くと乗り換えの柘植に到着です。
⑰草津線(柘植~草津)
柘植駅はつげと読むのですが、読み方が難しいことで有名です。草津線のホームに行くところでは忍者の絵が描いてありまして、忍者の里に行く列車と案内されています。草津線は甲賀の近くを通る路線であり、こちらは先ほどと打って変わって甲賀流の忍者の里になります。伊賀と甲賀の忍者は山を隔てて隣り合った集団だったそうですが、その組織構造から忍術まで全く違ったものだったそうです。それぞれの集団は互いに仲が悪いとか対立構造を書かれる作品などおおいですが、実際はそこまででもなかったみたいです。
来た列車は113系です。滋賀エリアは関東では絶滅した113系が走っている貴重な場所でもあります。JR西は国鉄形式の天国です。
40分ほどをかけて東海道線と合流する草津まで行くのですが、意外と線形がいいので列車は爽快に進んでいきます。途中の駅で何度か列車交換をし、貴生川では信楽高原鉄道や近江鉄道と乗り換えられるような場所でもあります。競馬ファンによく知られるノーザンファームしがらきはこの信楽鉄道の終点に近いところにあります。栗東トレセンも草津線の沿線に近く、昔から競馬の中心になっている地域でもあります。馬関連の施設にはだだっ広い土地が必要なので、何もないところにあることが多いですが、この辺は意外と鉄道が近いところを走っています。そのようなところを走ると終点の草津に到着です。
第27県目:滋賀県
ここで乗り換え先を目指します。
⑱東海道本線(草津~山科)
滋賀県の鉄道をここから乗って行くのですが、切符の指定ルートもあり、一度山科まで出ないと乗り換えられないので東海道線で向かいます。大阪からの高速バスが停まる南草津はこの周辺の駅です。東海道本線の西側の複々線は草津から始まっており、ここから西明石までの複々線は日本最長の複々線と言われています。新快速はその賜物ということです。東海道線の野洲行きが多いのもその関係で、野洲は草津から三駅ほどいったところにあり、大きな車庫もあることが理由です。
そんなところを20分ほど進み、山科で下車します。
第28県目:京都府
少し京都に入りましたが、今回は乗り換えだけです。
⑲湖西線(山科~近江塩津)
ここからは湖西線で再び滋賀に入っていきます。この路線は鉄道建設公団によって建設された路線です。この公団によって建設された路線はほかに、鹿島鉄道の大洗鹿島線や、野岩鉄道の会津鬼怒川線など多くあります。その路線の特徴として、特急を通すことを前提とされた路線は線形がよいことがあげれらます。それに漏れず、この路線も京都から北陸方面を短絡する路線として、線形のよい路線となっています。その公団の後を継ぐ団体からJRが施設の貸付をされていた状態でしたが、その後は純粋なJRの路線となりました。今ではサンダーバードなどが走る特急街道となっていますが、それも北陸新幹線の完成によりなくなるのではないかと考えられています。その際湖西線が並行在来線となり、JRから分離されるのではないかと考えられています。しかしそうなれば、元ルート案ではかすりもしていない滋賀県内の鉄道を放棄することになり、大反対にあうだろうと予想されています。いまでこそ並行在来線問題は交渉の材料としての捉え方が強いですが、このスキームで大問題が露呈するのも時間の問題だと思います。
琵琶湖沿いを普通列車にて一時間ほどかけて進んでいきます。
途中の列車交換時間があったので写真を撮りました。琵琶湖と117系のショットです。
列車は近江塩津から北陸本線に乗り入れ敦賀まで行くみたいでしたが、切符のルートに従い近江塩津で乗り換えました。
⑳北陸本線・東海道本線(近江塩津~米原~彦根)
近江塩津からは乗ってきたのと逆方面への北陸本線に乗車します。当駅始発の新快速です。敦賀ではなくここから出る新快速もあるんだなと思いながら乗って行きます。新快速とはいっても、米原までは各駅に停車しながら進みます。途中の長浜は琵琶湖沿いでも有数の町で、新快速もここから多く出ています。琵琶湖の海運とも関連が深く、駅も湖に近いところに設置されています。個人的に長浜の快活クラブには何度かお世話になっています。
今回は指定ルートを外れ、米原を超えそのまま東海道線に乗って行きます。滋賀の観光はあまりしたことがなかったので、今回は彦根で降りてみました。
彦根では町の観光地を巡回するバスに乗ってみて彦根城へと向かったのですが、
コロナウイルスの影響で城の天守には入れませんでした。それだけでなくなんと城の門がそもそも閉ざされていて、天守を外から見ることすらもかないませんでした。これは悲しい。仕方ないのでポストの上の城を写真で撮りました。
ひこにゃんもいました。しかしこれは大きなリベンジポイントを作ってしまったと言わざるを得ません。滋賀の観光も失敗してしまいました。
ここから歩いて彦根の駅まで戻ったのですが、これまた天候か何かの影響で列車が遅れていました。さらには乗る予定だった新快速が運休とのことで、普通列車にて米原を目指すことになりました。彦根行きが完全に裏目に出てしまいました。しかし不幸中の幸いで一本あとの列車にはなんとか間に合いました。
㉑東海道本線(米原~岐阜)
米原までは先ほどの経路を戻り、そこからは再びJR東海の普通列車にて岐阜を目指していきます。
第29県目:岐阜県
途中の関ケ原で下車し列車を撮ります。
ワイドビューひだが来ました。予定より遅れましたがギリギリ間に合ってよかったです。これを撮りたくて途中下車しました。
後追いです。反対の顔は平たいんですね。
次の特急を待っていた間に、撮っていたホームで普通列車が来ました。
次は北陸本線から名古屋方面へ向かうしらさぎ号が来ましたが、もう暗くて微妙でした。
後追いです。ひだとは逆パターンの顔配置です。ひだに間に合って本当によかった。
関ケ原では昔に坂を登れない下り列車のみ使用していた新垂井線という線路が存在します。そこに昔は駅があり、普通列車は上りも下りも走る列車があったのですが、今は駅がなくなり、列車のパワー上昇いよりこちらの線路を通り必要もなくなり使用する頻度が減りました。ただしこのあたりを全て通過する特急と貨物列車の下りだけは未だにこのルートを使用しています。
先ほど特急たちもその新垂井線を経由してきた列車で、その合流点となる場所で撮影が可能という場所です。
その新垂井線が再び合流すると、お次は美濃赤坂から来た支線が合流します。
この支線は西濃運輸と深い関係がある支線で、半分は旅客化されていますがその先も貨物線が少し続いています。西濃鉄道なるものもあったみたいです。
支線が合流するとまもなく大垣に到着です。大垣で夕食をとってもよかったのですが、今回はドンキホーテに用があったので岐阜まで行くことにしました。
大垣からは先ほどの列車は終点となり、名古屋方面へ行く普通列車に乗り換え、さらに進みます。
川沿いに樽見鉄道や養老鉄道など伸びているようなところを突っ切り、15分ほど進むと岐阜に到着です。ここで下車して買い出しに行きました。
十数分歩きドンキまで行き買い物を済ませたのですが、スガキヤ併設だったので食べたかったのですが、コロナウイルスによる時短営業の影響でギリギリ間に合いませんでした。買い物の前にいっておけばよかったのですが、あることに気づきませんでしたのでしょうがなし。
再び岐阜駅まで戻りさらに進んでいきます。
㉒高山本線(岐阜~高山)
ここからは高山行きの最終ワイドビューひだに乗り高山を目指します。高山本線は岐阜県を南北に貫く路線で、下呂温泉や高山、飛騨などを結ぶ観光路線としての面もあります。最近では君の名はの聖地としてこの路線の駅が紹介されたことも有名です。しかし観光列車はあまり運転されておらず、ワイドビューひだによるJR東海っぽい列車運行がなされています。岐阜県というと南側の大垣や岐阜市街を想像しますが、それ以外にも前述のような大きな街があり、高山本線に県を挙げてもう少し投資してもいいんじゃないかなとも思いますが、鉄道への投資コストを支えられるほどの自治体が多くないのが現実かもしれません。
そんなところを二時間ほど飛騨川沿いに進むと高山に到着です。
本日は結構きつい行程だったので疲れていたこともあり、熟睡でした。終点で車内点検の方に起こしてもらい、ようやく起きました。
ここから歩いてカラオケで夜を明かそうと思ったのですが、コロナウイルスの影響か単なる閉業かわかりませんが閉まっていました。小雨の中を結構歩いたのにショックでした。
仕方ないので来た道を戻り、途中にあったスーパーの駐輪スペースのようなところのそばにテントを張らせていただきました。小雨だったので屋根付きの場所はありがたかったのと、駐輪スペースにギリギリ入るか入らないかくらいのところなら許してくれないかという気持ちでした。下がコンクリだったので体が痛かったですが、その割には疲れ具合もあってかよく眠れました。
二日分で長かったですが本日はここまでです。次回もご期待ください。