鉄道巡検・旅行録

鉄道巡検録と鉄道旅行録を掲載します。

日本一周旅行後編⑭

 

9/5

前にもありましたが今回も移動履歴を撮り忘れました。列車が日をまたぐときはマジで忘れてしまいます。前の日の移動履歴も残してくれたらありがたいんだけどなぁ。

 

朝は目覚ましで目覚めました。ちょこちょこ起きてはしまいましたが大方ゆっくり休めました。車中泊でしたがほぼ屋内と判定してもいくらい休めましたね。屋内は偉大です。

 

まずは車ならではの撮影地に移動し列車を撮っていきます。場所は道の駅の近辺だったかなと思います。

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田園風景の中を行く吉都線です。迫りくる山と緑が印象的です。

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二両編成も来ることがあります。

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逆方面の列車は線路際で撮ってみます。これでも土手の下からの撮影です。一眼で中距離の列車を撮るとすごい接近しているように感じますね。

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後ろの風景も入れてみました。うしろに打つているのはえびのループ橋と言う道路の橋です。昨日通ってきたころでもありますが、山から少し見えていて非常に印象的ですね。

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ここの農地で仕事をしに来たトラクターです。このような田園風景は列車を撮るにはもってこいですね。欲を言えば青空が欲しかったですがそればかりはどうしいもないですね。きままにゆっくりと写真をとれたのでとてもいい時間でした。

 

この後はえびのの観光地に車で向かってみたのですが、どこもコロナによる閉業やオフシーズンになってしまっていたみたいで観光はできませんでした。

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生駒高原花の駅というところで撮った写真です。花が全然なく微妙でしたが、友情出演によりいい写真を撮ることができました。ありがとうございます。

そのあとは他に宮崎の近い観光地を探すと、牧場を見つけたので車で向かいました。

 

まずは小林インターから高速に入り、高原インターというところで高速を降り一般道を進んでいきます。

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こうげんではなくたかはるらしです。後ろのは砂防に関係する堤みたいです。

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こんなのもありました。後ろに写っているのは尾池という湖です。

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奥には奥霧島御池キャンプ場とう場所がありまして、車が結構止まているなどにぎわっている様子でした。車だと自由に下車して写撮れるのでいいですね。

ここから数十分車を走らせると高千穂牧場に到着です。

 

この牧場は鹿児島県と宮崎県の県境上にある牧場で、鹿児島県の観光地として紹介されることもあるみたいですが、どうやら住所は宮崎県となっているみたいです。

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なんと入場料が無料でした。こんなとこに無料で入れちゃっていいんですかね。

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馬房など見ながら奥の方に行くと、何やら放牧中みたいな馬と飼育員のいい写真が撮れました。

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牧場は高いとこにあるので、下にある町が見えました。こうみるとなんだかヨーロッパの山奥に来たみたいですね。

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扇風機で涼し気な馬です。

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帰り際に売店でミルクティーを買いました。これコンビニで見るやつ同じじゃんと思って期限を確認したら東京で買うものと全然期限の長さが違いました。こっから出荷されて行ってるんですかね。

 

こんな感じで牧場でまったりとした時間を過ごしたら、車を再び走らせます。

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途中の霧島サービスエリアによって買い物をしました。カットマンゴーなどいいものが売っていたので即買いです。またあとで紹介すると思います。

 

この高速で一気に人吉まで行ってもよかったのですが、肥薩線の遺構がいろんなとこで見られるらしいので、昨日と同じえびのインターで降りました。

しかし昨日と同じ国道には行かず、さらに細道の峠ルートを選択しました。

 

山道をぐねぐね上っていくと矢岳高原展望台につきました。

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めちゃくちゃ景色がいいです。というのもこの周辺は日本三大車窓矢岳越えがあった場所でも知られている場所で、線路だけでなく道路からもその景色を楽しめるように展望スペースが容易されています。

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広角でも撮ってみました。まだ鉄道が復活する可能性もあるとはいえ、現状列車が走らないというのは悲しいことです。先日三大車窓の一つである石勝峠を通る鉄道の廃止が正式決定されました。この路線も失われてしまうのでしょうか。

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こんあのもありました。雲がかかっているくらいで景色が綺麗に見えたのでよかったです。ここからは引き返す予定でしたが、どうやら先に道がつながているみたいなので行けるところまで行ってみようという精神で先に進んでいきました。

 

途中狭い道やくねくね道などありましたが、無事に線路際を通り矢岳駅に到着しました。

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矢岳駅にはSL展示館なるものがあり、車体はボロボロですが現在でも管理はされているみたいです。矢岳駅を出ると再びクネクネ道ですがしばらく進むと大畑駅に到着です。

大畑駅は険しい山の中にありループ線スイッチバックを同時に織りなすような線形の途中にあります。その特徴的な構造は現在でも観光客が訪れることなどもあるみたいです。駅舎の中は訪れた人が名刺を貼っていき、あたり一面名刺だらけになっていることでも知られています。知らないで行くと奇妙ではありますね。大畑からは国道に出ることができたので、そこを通り人吉まで向かいました。

 

人吉では温泉街の方に車をとめ、温泉に入りに行きました。

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元湯という温泉です。

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新聞にもでるような有名なところだったみたいです。

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脱衣所には誰もいなかったので、これらを食べながらゆっくりしました。マンゴーめっちゃ甘くてうまかったです。

この後は人吉の町に繰り出し人吉鉄道ミュージアムへと行きました。

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中にはSLに関する展示や肥薩線の歴史などいろんな資料がありました。ミニ鉄道みたいなものもあって、肥薩線が動いてる時代はさぞかし繁栄していたんだろうなと思います。コロナウイルスのせいか肥薩線がなくなったせいか閉店時間ギリギリだったかたかわかりませんんが館内はガラガラでした。一番最後の理由が一番大きいとは思いますが、規模もそこまででかくはなく数時間で見終わってしまう程度です。

レンタカーの返却時間を見ながら人吉に別れを告げ出発します。今回は肥薩線に平行する道路は通れないので高速で新八代まで戻りました。これにて肥薩線沿線観光は終了です。

 

新八代のレンタカー屋からは八代駅まで送迎していただき、そこから再び列車に乗っていきます。

 

鹿児島本線(八代~久留米)

ここからは鹿児島本線に乗り込み北を目指します。40分ほど日が沈みかけた町並みを進むと熊本に到着です。レンタカーを早く返せたのでここで夜ご飯を食べます。

熊本駅から市電に乗り田崎橋で下車しました。以前は中心市街の店舗に行きましたが、今回は本店です。

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黒亭です。熊本ラーメンを食べるならここという感じですね。味はいわずもがなです。卵が二つも入っていて豪華ですね。アクセスもいいのでぜひみなさんも行ってみてください。食べ終えたら再び市電にて熊本駅まで戻りました。

f:id:Banksisland404:20220204155803j:plain熊本駅は最近改修工事がされ新しくなりました。駅舎は熊本城の石垣をイメージしていて少し前に完成していたところです。電停前付近の工事は前回の訪問時はまだ行われていたのですがこの時は終わっていました。あたり一面まっさらになっていて驚きです。

駅中の弁当ヒライで安売りされていた弁当を明日の朝のために買い、列車に乗り込みます。

 

ここから再び鹿児島本線で北上していきます。列車は出発してしばらく新幹線と並走していきますが、じきに別れ海岸沿いに向かっていきます。

途中の長洲からは前回の訪問時にも乗った区間になるのでひと段落です。途中の銀水というところで列車を乗り継ぎ、さらに原田で快速列車に乗り継ぎ久留米を目指します。筑後船小屋から久留米の区間は当初は新幹線の方が距離名が長い可能性があるのでそちらのルートを計画していました。しかし見てみるとほとんど同じ場所を走っており、見た目ではどちらが長いかわからないくらいです。自分で測ってみてもほとんど同じで、cm単位まで計算し最長を主張する必要があるのかと考え在来線乗車に変更した区間です。

 

久留米に到着した時点で23時を回っていましたが、ここで泊まらずに列車を乗り継ぎます。当初は熊本ではなく久留米でご飯をたべようかと思っていましたが、久留米は市街地が遠いので諦めました。

 

久大本線(久留米~日田)

久留米からはゆふいんの森で乗ったことのある久大本線を今回は普通列車にて九州の真ん中の方へと進みます。久大本線は大分側から大湯鉄道によって建設された区間と、久留米から国によって作られ随時延伸され大湯線に接続することとなった区間に分けられます。

列車は久留米を発車すると鹿児島本線に沿うように南下しますが、時期に別れ西に進路を変えます。しばらくは久留米市街を抜けていきますが、徐々に筑後川沿いの山間を通るようになります。

本格的に山に入ってきたなと思うとまもなう日田彦山線が分岐している夜明に到着です。非常に縁起がいい駅名ですね。日田彦本線のほとんどの列車は夜明から久大本線に乗り入れ一駅先の日田に行っています。この列車も日田止まりの列車だったので、一駅先で終点となりました。

 

久留米からは一時間程で到着となりましたが、日を跨いでしまいました。日田は周りを山に囲まれた盆地で、九州のちょうどへそのような位置にある町です。その立地の特性上、九州の各地を監視するのに向いており幕領として長く幕府の支配が行われていた場所でもあります。最近だと、ここの盆地の様子がまるで周りを壁に囲まれていたように作者が感じたことが物語の限定と言われている進撃の巨人とのタイアップなども多くあるところです。ちょうど行ったときにはそのキャンペーンをやっていて、各地に進撃のキャラが描かれていました。

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まず駅の中にリヴァイがいました。

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外側には壮大な広告です。

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そして極めつけはリヴァイ兵士長像です。これはクラウドファンデイングによって作られたものらしいです。他のメインキャラクターの銅像もあるのですが、結構広範囲に散らばって写真を撮りに行くのは難しそうでした。というのも進撃の巨人in日田ミュージアムという博物館が周辺にあるのですが、徒歩で行くには少しためらうくらいの距離あるのでその周辺に進撃関係のものも集まっているのです。その博物館の近くにダムがあるのですが、そのダムを壁に見立てた銅像があるなど有名なところです。私は進撃の大ファンですので何キロ歩いてでも行きたかったのですが、さすがに朝まで歩き続けると行程に支障をきたすことと、鳥取での恐怖を思い出して今回はやめることにしました。進撃と日田のタイアップによる位置情報ゲームのアプリがあるなど夜中でも町巡りを楽しめそうではあったのですがチキって断念しました。ここは旅行が終わったらまた再び訪れることにしました。

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野宿する公園に向かっている途中にも関連のオブジェがありました。旗も相まっていい感じの一枚です。

 

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本日は川辺の公園にてテントを張らせていただきました。これが最後の野宿になる予定だったのでなんだか名残惜しさすらありましたが、流石にやっと終わるという感じの方が強かったです。この日は意外とぐっすり眠れたんじゃないかなと思います。

 

以上で本日は終了です。観光多めでお届けできたのでよかったですが、その反動で明日は鉄道が多いかもしれません。なるべく観光地中心で書いていきたいとは思いますが、そうはならないかもしれません。とにかく次の記事もご期待ください。